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管理組合とは
「管理組合」とは、マンションの管理を行う区分所有法第3条もしくは第65条に規定する団体、または区分所有法第47条1項(区分所有法第66条において準用する場合を含みます)に規定する法人をいいます。(マンション管理適正化法第2条三号)。
管理組合の仕事
マンションでは、多数の区分所有者がそれぞれに建物の専有部分を所有しながら、廊下、階段、エレベーターなどの共用部分を共有し、それぞれを使用して生活しています。したがってマンションの共用部分は、区分所有者が共同で管理することになります。そのために区分所有者全員の組織である「管理組合」が必要になるのです。管理組合の仕事は、以下のように大きく三つに分けることができます。
共用部分の維持管理(メンテナンス)
共用部分とは、外壁、屋根、共用廊下、共用階段、駐車場、自転車置場(駐輪場)、集会所・集会室、管理事務所・管理事務室、給水設備などをいい、これらの日常的な清掃、設備点検、修繕などがあります。
共同生活にかかる管理(コミュニティライフ)
ペット飼育のトラブル、楽器等の騒音、日常の生活騒音、悪臭、ゴミ処理や不法駐車等まで、さまざまな問題の処理があります。
管理組合の運営管理(マネジメント)
たとえば建物の修繕・維持管理や管理組合活動に必要な金銭の収納、総会の議案書作成、さまざまなルールづくり、総会の開催運営などです。
管理会社の仕事
「管理組合」の仕事は範囲がとても広く、なかには法的な資格が必要なものや、その処理に専門的な知識を必要とするものが多くあり、特にお勤めのある方にとっては大変な負担です。そこで、組合役員に代わって管理組合の仕事を補完、代行するのが管理会社の仕事となります。
管理組合員の役割
マンションの区分所有者の皆様は「管理組合」の「組合員」です。組合員の役割は「管理組合総会」での決議に参加することと、「理事会」の役員となって、さまざまな議案を作成したり、長期の計画(建物の保守や維持に関する計画)を作成したりすることです。